アメリカン航空は2012年7月23日、導入予定のA321型の機内仕様を発表しました。アメリカン航空は破産申請をする前にエアバス、ボーイングに合計460機の新機材を発注、この機材の導入が進められます。
このうちA321型は2013年11月から2014年にかけて導入し、アメリカ大陸間横断路線に投入されている767-200型の機材更新に充てます。主にニューヨーク・JFK空港とサンフランシスコ、ロサンゼルス間に就航します。
この新しいA321型は、3クラス制を採用。ファーストクラスは全席が通路側になるライフラットシートを導入、10席でシート配列は「1-1」、ビジネスクラスの配列は「2-2」で20席、こちらもライフラットシートです。エコノミークラスはレカロシートで「3-3」の座席配列になります。膝周りが広いスペースを確保したシートは36席用意されています。
アメリカン航空はA321型、A319型の現行型130機、737-800型100機を2017年にかけて導入。A321型を大陸横断路線に投入し、A319型と737-800型の機齢の高いものは退役させます。
なお、大陸横断に投入する以外のA321型、A319型、737-800型の新造機は主に757-200型、MD-80型の機材更新です。Wi-Fiの装備やシートでのエンターテイメントなどを充実させ、2クラス構成を予定しています。この機材はA319型が2013年7月、737-800型が2013年10月、A321型が2014年4月以降になります。
新機材の機内イメージはアメリカン航空のウェブサイト「Evolving With New, Modern Plane」を参照ください。