第51回桜島火山爆発総合防災訓練、海保・自衛隊・警察ヘリ参加

第51回桜島火山爆発総合防災訓練、海保・自衛隊・警察ヘリ参加

ニュース画像 1枚目:過去に実施された桜島火山爆発総合防災訓練、ヘリで傷病者搬送
© 鹿児島市
過去に実施された桜島火山爆発総合防災訓練、ヘリで傷病者搬送

鹿児島市は2020年11月14日(土)、第51回桜島火山爆発総合防災訓練を実施します。桜島全域を対象に、消防団、桜島地域の市民をはじめ、県、陸上自衛隊、海上自衛隊、海上保安庁、鹿児島県警など66機関が参加します。時間は8時30分から12時です。

住民避難に主眼を起きながら、避難確保計画に基づいた訓練を実施することで、万一の事態の際に備え、実効性を向上させる狙いがあります。訓練は噴火警戒レベル4の避難準備を桜島全島に発表、さらにレベル5まで引き上げる事態を想定して実施します。

この訓練には警戒監視活動、救助活動などで海上保安庁、自衛隊、警察の航空機も参加します。鹿児島海上保安部からは、10時ごろに桜島港前面海域に停泊する巡視船からヘリコプターを派遣する計画です。海上自衛隊はUH-60、鹿児島県警もAW139ヘリコプターで被害状況の調査にあたります。

また、この訓練で鹿児島市、陸・海・空自衛隊、海上保安庁、県警察、消防、防災航空センターの各機関は現場付近の空域に集結する航空機の活動を調整するための調整所を設け、実際の活動を想定した訓練を実施します。この活動ではドローンの活用も予定されています。

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