ブルーエンジェルスのF/A-18C、スミソニアン博物館で展示へ

ブルーエンジェルスのF/A-18C、スミソニアン博物館で展示へ

ニュース画像 1枚目:ブルーエンジェルズのF/A-18C ビューロナンバー「163439」
© Smithsonian's National Air and Space Museum
ブルーエンジェルズのF/A-18C ビューロナンバー「163439」

アメリカのスミソニアン航空宇宙博物館は、ブルーエンジェルスで使用されたF/A-18Cホーネットを展示機として加えます。退役したばかりのビューロナンバー「163439」が2020年11月18日(水)、ダレス国際空港に隣接する別館スティーブン・F・ウドバー・ハジー・センターへ到着しました。数々の作戦を経て2015年に「ブルーエンジェルズ」での任務を果たしてきた機体で、博物館としては、初めてのF/A-18です。

「163439」は、F/A-18Cとして初めて製造された機体の1機で、1987年に第86戦闘攻撃飛行隊(VFA-86)としてアメリカ海軍に納入され、湾岸戦争での任務の後、第83戦闘攻撃飛行隊(VFA-83)でイラク南部の飛行禁止空域の監視活動などに従事しました。さらに、大西洋、太平洋、地中海と紅海などでの任務を終えて、2015年からブルーエンジェルズに加わり、2020年シーズン終了時にレガシーホーネットの退役と共に引退しました。

スティーブン・F・ウドバー・ハジー・センターでは、F/A-18Cホーネットの一般公開されると、F6F-3Kヘルキャット、F-4SファントムII、A-6Eイントルーダー、F-14Dトムキャットなどアメリカ海軍の航空機のラインナップが充実します。

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