中国への入国、デジタル「健康コード」義務化 紙の陰性証明では搭乗不可

中国への入国、デジタル「健康コード」義務化 紙の陰性証明では搭乗不可

ニュース画像 1枚目:中国入国時に必要となるデジタル「健康コード」イメージ
© 中華人民共和国中日本国大使館
中国入国時に必要となるデジタル「健康コード」イメージ

日本から中国への渡航に際し、2020年12月1日(火)搭乗分から、搭乗2日以内の新型コロナウイルス「PCR検査」と「血清IgM抗体検査」のダブル陰性証明に加え、検査証明を登録した「健康コード」の事前取得が必要となります。

12月1日(火)から、これまでの紙媒体の陰性証明では搭乗できなくなります。日本/中国路線を運航する日本航空(JAL)、全日空(ANA)、中国国際航空、中国東方航空、中国南方航空、吉祥航空、春秋航空、春秋航空日本、厦門航空、深圳航空は、ウェブサイトなどで搭乗者に注意を促しています。

健康コードは、特設サイトで申請できます。アカウント登録後、受診したダブル検査機関を選択して健康状態等を入力、最後にダブル陰性証明をアップロードすると、手続きが完了します。中国駐日本大使館・総領事館の確認完了後、「HDC」マークのグリーン健康コードを取得できます。

なお、登録は到着予定時刻の24時間前から可能で、登録時には座席番号の入力が必要となります。事前座席指定が事前にできない場合は、一度「NA」で登録し、出発当日に座席番号が確定次第、登録データを上書きできます。登録完了後に表示されるQRコードは中国入国時に必要となるため、搭乗者自身で保存が必要です。座席番号を後から登録する場合、最初に登録した時点とQRコードが更新されるので、注意が必要です。

なお、日本と中国間の往来では、レジデンストラック、ビジネストラックとも11月30日(月)から開始します。ビジネストラックは、シンガポールを皮切りに、韓国、ベトナムに続く4カ国目となります。

期日: 2020/12/01から
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