東京航空交通管制部のシステムトラブル、ハードウェアの故障が原因

東京航空交通管制部のシステムトラブル、ハードウェアの故障が原因

国土交通省航空局・交通管制部は2020年12月15日(火)、東京航空交通管制部の管制システム障害の原因がハードウェアの故障だったと公表しました。システムトラブルは、12月14日(月)7時ごろに発生し、バックアップシステムに切り替えて運用を継続しました。バックアップシステムから通常運用へ、およそ30分後に復旧していました。

故障原因は、トラブル発生後から解析が始まり、ハードウェアの故障と突き止め、その交換が実施されています。また、他の管制部のシステムも再点検を実施しています。航空局では、同様の事態が発生しないよう、ハードウェア故障の原因や同種のハードウェアの使用状況を踏まえ、交換など必要な対策を講じる方針です。

12月14日(月)のトラブルでは、羽田、成田、伊丹など出発便46機に最大36分の遅延が発生しました。航空局は利用者に対して、「多大なご迷惑をお掛けしたことを重く受け、再発防止に努めて参ります」とコメントしています。

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