次期戦闘機F-X開発、統合支援企業にロッキード・マーチン選定 | FlyTeam ニュース

次期戦闘機F-X開発、統合支援企業にロッキード・マーチン選定

ニュース画像 1枚目:ロッキード・マーティンが開発した第5世代ジェット戦闘機、F-22ラプターとF-35ライトニングII
ロッキード・マーティンが開発した第5世代ジェット戦闘機、F-22ラプターとF-35ライトニングII

防衛省は2020年12月18日(金)、次期戦闘機F-Xのインテグレーション支援企業について、アメリカのロッキード・マーティンを選定しました。次期戦闘機F-Xの全体インテグレーションには、すでに三菱重工業が選定されており、防衛省はその支援を外国企業に求め、情報提供を募集していました。これにBAEシステムズ、ボーイング、ロッキード・マーティンの3社が応募し、提出された情報提供書の分析・評価を経て、選定作業が進められていました。

インテグレーション支援は、(1)ミッション・システム・インテグレーション、(2)運動性能とステルス性の両立、(3)コンピューター・シミュレーションを駆使した設計作業の3つの技術分野が対象です。ロッキード・マーティンは今後、機体インテグレーションを担う三菱重工と契約締結に向け協議し、アメリカ政府とは輸出許可の取得に向け、調整を本格化します。

次期戦闘機F-Xは、航空自衛隊のF-2戦闘機の後継開発として、日本が主体的に開発します。次期戦闘機F-X開発では、空対空戦闘の優勢確保のため日米間の相互運用性(インターオペラビリティ)確保が重大な要素となります。この要件を満たすため、防衛省は2021年度から2022年度にかけ、ネットワーク構成検討事業として12億円を計上し、アメリカ軍の装備品とのデータリンク連接の研究事業を開始します。

さらに、次期戦闘機のエンジン、搭載電子機器(アビオニクス)などの各システムの選定作業は、アメリカに加え、イギリスとも協議を継続します。特に、イギリスは次世代戦闘機として「テンペスト」を発表しており、その開発をBAEシステムズが手がけ、最新技術も取り込む狙いから、協力を模索していく方針です。

なお、ロッキード・マーティンは航空自衛隊がすでに導入しているF-35ライトニングII、さらにアメリカ空軍で運用されているF-22ラプターと第5世代ジェット戦闘機を開発しています。

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