JALの737-800、コクピット窓にひびで引き返し 再運航に

JALの737-800、コクピット窓にひびで引き返し 再運航に

ニュース画像 1枚目:引き返したJA345JによるJAL141便の航路
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引き返したJA345JによるJAL141便の航路

羽田空港から青森空港に向かう日本航空(JAL)の機体で2021年1月20日(水)、飛行中に引き返す事案が発生しました。「窓に不具合がある」との連絡を受けて引き返しが決まったものです。報道された映像などから、コクピットのガラスにひびが入っている様子が確認できます。

当該便は、機体記号(レジ)「JA345J」のボーイング737-800型機を使い、JAL141便として羽田を7時50分に出発しました。引き返したのは、宮城・山形県境の奥羽山脈付近を飛行している際でした。

旋回前は高度8,800メートル(m)で水平飛行していましたが、旋回を終えて羽田に戻りながら徐々に高度を下げ、9時21分には羽田へ到着しました。当該便には乗員7名、乗客48名が搭乗しており、同じ機種の737-800、レジ「JA330J」に乗り換えて再び11時21分に羽田を出発しています。

飛行中、コクピット窓にひびが入ったことに伴う酸素マスクの自動展開で、重大インシデントに指定された過去の事例もありますが、今回の事案は客室への影響はなかった模様です。

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