シードラゴン2021終了、5カ国の海軍種航空部隊が訓練

シードラゴン2021終了、5カ国の海軍種航空部隊が訓練

ニュース画像 1枚目:演習に参加した5カ国とソーシャルディスタンスを保ち整列した隊員
© Lt. Cmdr. Kyle Hooker
演習に参加した5カ国とソーシャルディスタンスを保ち整列した隊員

アメリカ海軍が主催した固定翼哨戒機多国間共同訓練「シードラゴン2021」が2021年1月28日(木)、予定通り終了しました。グアム・アンダーセン空軍基地を拠点に、グアム島周辺海空域で海上自衛隊を含め、5カ国から190名以上が参加し、1月14日(木)から2週間、250時間超の地上訓練と座学、さらに最後にアメリカ海軍の潜水艦を使い、追跡するハイレベルな訓練でした。

訓練には、三沢基地に拠点を置く第72任務部隊(CTF-72)のP-8Aポセイドン2機、海自は鹿屋航空基地のP-1哨戒機2機、オーストラリア空軍(RAAF)、インド海軍(IN)、カナダ空軍(RCAF)が参加しました。

「シードラゴン」は、対潜戦(ASW)訓練に焦点を向けた訓練で、その最終日はロサンゼルス級潜水艦「プロビデンス(SSN-719)」を敵に見立てた追跡訓練が行われています。航行する潜水艦を発見、追跡するため、参加各国が協力・交代で任務につきました。この演習では、各国の参加部隊が個別に採点方式で評価され、最高点はカナダ空軍407飛行隊が記録しました。

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