海上自衛隊は2021年1月14日(木)から1月28日(木)まで、グアム島周辺海空域で実施されるアメリカ海軍主催の固定翼哨戒機多国間共同訓練「シードラゴン2021」に参加します。参加部隊は、鹿屋航空基地に所在する第1航空隊第12飛行隊のP-1哨戒機、2機と約40名の隊員です。
対潜戦訓練を通じて、海自の戦術技量を向上させ、参加国海軍との連携強化と相互理解の深化を図ります。「シードラゴン」は、インド太平洋地域での不測の事態に効果的に対処するため、必要な相互運用性の改善や評価を実施しています。この積み重ねで、異なる国の部隊関係の構築と強化につなげます。
なお、2020年はアメリカ海軍、海上自衛隊(JMSDF)のほか、オーストラリア空軍(RAAF)、韓国海軍(ROKN)、ニュージーランド海軍(RNZN)が参加し、P-3やP-8Aなどの機種が参加しています。
2021年に参加する第12飛行隊は、2019年7月にそれまで使用されてきた哨戒機をP-3CからP-1に更新しています。