ルフトハンザ・ドイツ航空は、愛称「東京(Tokio)」のエアバスA380型機を2021年3月22日(月)、LH9922便としてスペインのテルエル空港にフェリーします。ルフトハンザ・グループは2021年3月、事業再編計画でエアバスA380型機を長期保管させる方針を正式に決定していました。このうち、フランクフルトに駐機するA380をテルエル、またはフランスのタルブ・ルルド・ピレネー空港に長期保管します。
すでにテルエルには7機、ルルドには2機が保管されています。Tokio「D-AIMD」以外のフランクフルトに駐機する3機のA380「D-AIMH」「D-AIML」「D-AIMM」は、スペインまたはフランスに近くフェリーされると見られます。当初「D-AIMD」は3月18日(木)にフェリーされる予定でしたが、運航上の理由から予定が延期されていました。
ルフトハンザ・グループはA380型機、A340-600型機、ボーイング747-400型機を完全退役させ、747-8インターコンチネンタルのみを残し、長距離路線の機材再編を進めます。