中国海軍の空母「遼寧」とY-9対潜哨戒機、宮古海峡通過で自衛隊が対応 | FlyTeam ニュース

中国海軍の空母「遼寧」とY-9対潜哨戒機、宮古海峡通過で自衛隊が対応

ニュース画像 1枚目:4月4日に確認されたY-9、「82014」
4月4日に確認されたY-9、「82014」

統合幕僚監部は2021年4月3日(土)と4月4日(日)の2日間、中国海軍の艦艇と航空機の東シナ海や太平洋での活動を確認したと発表しました。中国海軍の空母「遼寧」を含む計6隻が4月3日(土)から4月4日(日)にかけて、沖縄本島と宮古島の間の宮古海峡を通過して太平洋へ進出。さらに、4月4日(日)には、中国海軍のY-9対潜哨戒機の東シナ海から太平洋への飛行が確認されています。

空母「遼寧」を旗艦とする一団は4月3日(土)午前8時頃、長崎県・男女群島の南西約470キロメートル(km)の海域での南東進が確認されました。その構成は、空母「遼寧」、レンハイ級ミサイル駆逐艦1隻、ルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦2隻、ジャンカイⅡ級フリゲート1隻、フユ級高速戦闘支援艦1隻でした。これらの艦艇は、太平洋へ向けて南下が確認されました。

自衛隊は、佐世保基地の「すずつき」、鹿屋航空基地のP-1や那覇航空基地のP-3Cで動向を注視し、情報収集と警戒監視にあたりました。遼寧による宮古海峡の通過は2020年4月以来です。

この空母「遼寧」など一団の動きと直接関連するかは不明なものの、Y-9が中国海軍の空母と同じ航路を飛行しています。統合幕僚監部が公開した画像によると、機体尾部のMADブームが特徴的で、尾翼には「82014」と記されたY-9で、空自戦闘機が対応しました。この機体は、最近では2021年3月24日(水)、遡り2019年3月19日(火)に東シナ海での飛行が確認されています。

通常、MADブーム装着機は対潜哨戒任務を行っています。このため、空母が航行する周辺の海自、またはアメリカ海軍の潜水艦への警戒監視の任務に当たったとも想定されます。なお、艦艇群、Y-9対潜哨戒機とも領空、領海の侵犯は確認されていません。

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