キャセイパシフィック、1,500万回分のコロナワクチンを輸送

キャセイパシフィック、1,500万回分のコロナワクチンを輸送

ニュース画像 1枚目:ワクチン輸送 イメージ
© Cathay Pacific
ワクチン輸送 イメージ

キャセイパシフィック・カーゴは2021年4月13日(火)、1,500万回分超の新型コロナウイルスワクチンを世界各地に輸送したと発表しました。この輸送量には、本拠地のある香港をはじめ、メキシコ、マレーシア、インドネシアなどに運ばれたワクチンが含まれています。

キャセイパシフィックは、アストラゼネカ製、フォサンファーマ/ビオンテック製、シノヴァック製、コヴァクシン製、カンシノ製など5種類の異なるワクチンを輸送しています。いずれのワクチン輸送にも温度・位置・湿度などの情報をリアルタイムで監視できる追跡システム「ウルトラ・トラック」が採用されています。ワクチンは、マイナス70度(°C)から2〜8°Cでの温度管理が求められており、空輸中もその状態が継続的に監視されています。

空輸にあたりキャセイパシフィック・カーゴは、 定期便を活用したワクチン輸送に加え、豊富な北米での運航を活用した中南米やカリブ海沿岸諸国への輸送も担っています。同社は、世界各地へ素早く、効率的にワクチンを輸送送り届けるため、旅客便と貨物専用便の広範なグローバルネットワークを活かすことができるとコメントしています。

なお、キャセイパシフィック航空は2021年2月19日(金)には、北京から香港行きCX391便でワクチン輸送を開始していました。

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