エジプト、空軍向けラファール30機を追加購入

エジプト、空軍向けラファール30機を追加購入

ニュース画像 1枚目:エジプト空軍 ラファール
© DASSAULT AVIATION
エジプト空軍 ラファール

エジプト共和国は2021年5月4日(火)、ラファール30機をエジプト空軍に追加購入すると発表しました。エジプトは2015年2月、ラファール24機を購入契約し、これに続く契約です。新たな契約が全て納機されると、エジプト空軍はラファール54機を運用する軍隊となり、フランス空軍に次いで世界で2番目に多い機数を運用する部隊になります。

ラファールは、フランスのダッソーが開発、フランス空・海軍が2000年から運用している第4.5世代のマルチロール戦闘機です。ヨーロッパで同時期に開発されたユーロファイター・タイフーン、サーブ・グリペンは輸出実績があり、ラファールは輸出ゼロ。ラファールはインドと契約条件交渉が続けられる中、エジプトの導入が決まりました。

ダッソーは、2015年2月のエジプトと契約を済ませわずか5カ月のスピード納入を実現。エジプトはミラージュ5やアルファジェット、ミラージュ2000などダッソーの航空機を採用しており、フランスの戦略的関係が深化し、ダッソーへの信頼性や24機の納入に対する満足感も再発注につながりました。ダッソー・アビエーションは「エジプト当局に感謝するとともに、彼らの期待に再び応えるために全力を尽くすことを約束します」とコメントしています。

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