スターフライヤー、初の自社購入で元シン・ゴジラジェット機が退役

スターフライヤー、初の自社購入で元シン・ゴジラジェット機が退役

ニュース画像 1枚目:スターフライヤーの特別塗装機「シン・ゴジラジェット」(ウッディーさん撮影)
© FlyTeam ウッディーさん
スターフライヤーの特別塗装機「シン・ゴジラジェット」(ウッディーさん撮影)

スターフライヤーは2021年5月14日(金)、エアバスA320-200型機、機体記号(レジ)「JA08MC」の退役を発表しました。海外への売却が予定されています。

この機体は、2012年11月に初飛行。同年12月中旬にスターフライヤーが受領し、8年以上に渡り、スターフライヤーで使用されました。150席のモノクラス仕様、エンジンはCFMインターナショナル製のCFM56-5Bを搭載していました。

スターフライヤーにとって初めて自社で購入した機体です。受領した2012年は、設立10周年であったことから、拠点とする福岡県北九州市に感謝の気持ちを込め、機体には「Heart of Kitakyushu」のマーキングも施されていました。この機体は2014年5月には、三井住友ファイナンス&リースと資金の効率的運用、経営基盤の強化が目的にリース契約に切り替わっていました。

2016年7月から10月の3カ月間には、「シン・ゴジラジェット」として特別塗装を実施。ゴジラシリーズの第29作の映画「シン・ゴジラ」とタイアップした特別塗装機で、機体左側の後方にゴジラのデカールが施されました。また、機内では、ゴジラとコラボしたリングノートと手ぬぐいを販売する特別機内サービスが実施されました。

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