アメリカ海兵隊第1海兵航空団の新たなF-35BライトニングIIが2021年5月9日(日)、岩国航空基地に到着しました。第242戦闘攻撃中隊(VMFA-242)に配備される機体です。
海兵第12飛行大隊(MAG-12)隷下の第242海兵全天候戦闘攻撃中隊(VMFA(AW)-242)は、2020年10月に第242海兵戦闘攻撃中隊(VMFA-242)として再編され、F/A-18レガシーホーネットからF-35BライトニングIIへの移行プロセスを進めていました。新たなF-35Bの到着を前に、移行期間中として任務を補完・支援するためアメリカから部隊が派遣されていましたが、この部隊も3月にはアメリカ本国に帰還しています。
今回、4機が到着したことが明らかにされており、MAG-12隷下は、すでにF-35Bを装備する第121戦闘攻撃中隊(VMFA-121)と合わせ、2部隊が第5世代戦闘機を運用する体制となります。なお、VMFA-242は約16機で構成する計画ですが、全機揃うまでには一定の期間を要すると防衛省を通じてアメリカ軍が明らかにしています。