中部国際空港の2本目滑走路実現に向け加速、沖合埋め立て事業承認

中部国際空港の2本目滑走路実現に向け加速、沖合埋め立て事業承認

愛知県の大村知事は2021年5月26日(水)、中部国際空港沖を埋め立てる事業について、国土交通省中部地方整備局の免許申請を承認しました。愛知県公報に5月28日(金)付けで掲載する予定です。

埋立地の面積はおよそ294ヘクタールで、このうち18/36滑走路沖合の西側230ヘクタール(ha)は15年、事業全体としては32年の期間を予定しています。これをもって、大村知事は中部国際空港(セントレア)の2本目の滑走路設置に向けたハード事業がスタートしたとの考えを示し、「加速していきたい」とコメントしています。

この事業では、名古屋港の港湾施設を機能強化・機能維持のために発生する浚渫土砂を処分するために、新しい埋立地を整備します。事業主体の中部地方整備局は、関連する漁業者と補償交渉で合意済みで、地元の常滑市議会からも承認が得られています。

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