© U.S. Air Force photo by Yasuo Osakabe
横田基地で駐機するA-10サンダーボルトII
アメリカ空軍横田基地は2021年5月26日(水)、韓国に配備するA-10サンダーボルトIIが飛来していると発表しました。A-10は横田基地に5月21日(金)に飛来し、Twitterでトレンド入りしていました。
飛来したのは、烏山基地の第25戦闘飛行隊所属のA-10サンダーボルトII、14機です。アメリカ太平洋空軍は6月にアラスカで演習「レッドフラッグ・アラスカ21-2」を実施、この演習への移動目的で横田基地に飛来しました。A-10の横田飛来は2019年以来とみられます。
演習「レッドフラッグ・アラスカ21-2」は、エルメンドルフ・リチャードソン統合基地を拠点にアラスカ州の太平洋上とカナダ西部の訓練空域で実施。現実的なシナリオに基づく模擬戦闘環境を作り出し、この訓練を通じて参加する各隊員・部隊の即応力向上を目指しています。20以上の部隊から約1,500人の隊員、100機以上の航空機が参加する予定です。アメリカ空軍だけでなく、航空自衛隊、韓国空軍も参加するとみられます。
横田基地によると、A-10のほか、トラビス空軍基地所属のKC-10エクステンダーと嘉手納基地所属のKC-135ストラトタンカーも飛来しています。
