ZIPAIR、機内の抗ウイルス・抗菌コーティングを完了

JALグループの格安航空会社(LCC)、ジップエア(ZIPAIR Tokyo)は、保有するボーイング787型機の客室内に抗ウイルス・抗菌コーティングを完了したと発表しました。ジップエアは787-8の機体記号(レジ)「JA822J」と「JA825J」の2機で運航しています。

抗ウイルス・抗菌コーティング加工は、シート周り、荷物収納、壁面、化粧室など、搭乗客が直接手を触れる箇所を中心に実施しました。触媒の作用で効果が長期間持続する抗ウイルス・抗菌コーティング剤で、抗菌製品技術協議会(SIAA)が定める性能と安全性が確認されています。

ジップエアは現在、旅客の受け入れ体制を整えています。不織布マスクと除菌シートをセットにした「ZIPAIRケアキット」を配布、飛行中にも定期的な機内消毒、客室乗務員や空港スタッフはマスク着用で接客しています。新たに抗ウイルス・抗菌コーティングが完了し、成田発着でバンコクとソウル・仁川線に加え、7月21日(水)から再開する成田/ホノルル線を運航します。