アメリカ空軍のCV-22Bオスプレイが山形空港に着陸した件で、当該機は陸上自衛隊第6飛行隊の施設に移動されます。このCV-22は2021年6月14日(月)、通常訓練を実施していたところ不具合が確認され、山形空港に予防着陸しました。この際、2機が着陸し、「14-0075」は6月17日(木)まで民間機向けのエプロンエリアに駐機していました。予防着陸した残る1機は、6月14日(月)中に離陸しています。
アメリカ空軍は不具合が発生した「14-0075」について、完全に運用可能になるまで徹底的な評価を実施する方針です。このため6月18日(金)現在、山形空港の民間機が運用される駐機エリアにありますが、空港敷地内に設けられている神町駐屯地隷下の第6飛行隊施設へ移動されます。
山形県知事が東北防衛局長に対し6月17日(木)、空港の機能保全を目的にオスプレイを民間機の駐機場から移動するよう要請しています。第6飛行隊は、滑走路19エンド側に格納庫を構えており、近くには山形空港ひこうき公園があります。
このオスプレイの予防着陸では、民間機への影響はありませんでした。CV-22が配備されている横田基地周辺の地元自治体、山形県、山形空港のある東根市へ予防着陸に関する情報が提供されています。