海保初の測量機「あおばずく」、6月下旬から本格運用

海保初の測量機「あおばずく」、6月下旬から本格運用

ニュース画像 1枚目:海上保安庁初の測量機「あおばずく」全国で調査開始へ  (やまけんさん撮影)
海上保安庁初の測量機「あおばずく」全国で調査開始へ (やまけんさん撮影)

海上保安庁は2021年6月下旬から、測量機「あおばずく」の本格運用を開始します。「あおばずく」は海洋調査を主任務とする海上保安庁初の測量機で、第二管区海上保安本部仙台航空基地に配属されています。この「あおばずく」は2月22日(月)に就役し、これまで機体に搭載する航空レーザー測深機の精度検証、乗員の慣熟訓練が実施されてきました。

測量機「あおばずく」の機種はビーチ350C型機で、総重量およそ300キログラム(kg)の航空レーザー測深機が搭載されています。機体は全長14.23メートル(m)、全幅17.66mで、時速487kmで飛行します。航空レーザー測深機は、グリーンレーザーと遠赤外線レーザーのレーザー光を発信・受信し解析、16Mピクセルのデジタルカメラで1秒毎の写真撮影が可能です。この機器はレーザー光の発射で往復時間を計測し、海底地形を面的に連続測定する調査ができます。

航空レーザー測量は、海・陸を区別なく、低潮線・海岸線を直接測定・計測し、これを高速かつ広範囲を対象に調査できます。船が近寄れない浅海域でも調査でき、領海やEEZ外縁の根拠となる低潮線の開拓にもつながります。災害時には、上空から状況把握ができ、早急な復興活動への貢献も期待されています。

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