カリッタエア、747-400F新塗装を公開 日本飛来に期待

カリッタエア、747-400F新塗装を公開 日本飛来に期待

ニュース画像 1枚目:カリッタエア、ボーイング747型の新塗装
© Kalitta Air
カリッタエア、ボーイング747型の新塗装

アメリカのカリッタエアは、ボーイング747-400貨物機に新たな塗装を採用します。新塗装は日本貨物航空(NCA)で機体記号(レジ)「JA03KZ」として活躍後、カリッタエアへ移籍、現在はレジ「N403KZ」として運航されている747-400Fに施されました。

「N403KZ」は5月14日(金)、オスコダ・ワースミス飛行場に到着。重整備作業後、カリッタエア・メンテナンスセンターで新塗装をまとう作業が行われました。この機体は日本への飛来実績もあり、早期の飛来が期待されます。これまでの日本への飛来地は、横田と嘉手納のアメリカ空軍基地に加え、成田、関西、中部(セントレア)の主要国際空港などです。

旧塗装と新塗装の大きな違いは、胴体中央部に印象を残すレッドとゴールドのラインが無くなりました。このレッドとゴールドのラインは、新塗装では尾翼と胴体後部にのみ確認できます。胴体中央に記されている社名ロゴ「KALITTA AIR」は、旧塗装はゴールドで文字を縁取りしていましたが、新塗装は縁取りが無くなり、書体も変更され、シャープで近代的な印象を与えます。

ニュース画像 1枚目:カリッタエア、747の従来塗装 (わんだーさん撮影)
© FlyTeam わんだーさん
カリッタエア、747の従来塗装 (わんだーさん撮影)

カリッタエアの他機種の塗装は、DHL向けに運航するボーイング777貨物機、ボーイング767貨物機で、747新塗装と同じような白をベースにした塗装を採用している機材があります。ただし、この機材の社名ロゴは、ゴールドで文字の縁取りが確認できます。今後、これらのロゴも変更されるか、興味深いところです。

なお、カリッタエアは機体の胴体に大きく社名ロゴを記す塗装以外に、747、767、777でロゴ全体のカラーにレッドを採用し、「KALITTA」と小さく「AIR」を2段に記すロゴも使用しています。過去には同じデザインのロゴで、カラーをブラックを採用していた時もあります。

ニュース画像 2枚目:カリッタエアのロゴ・レッドの塗装「N712CK」 (うちわさん撮影)
© FlyTeam うちわさん
カリッタエアのロゴ・レッドの塗装「N712CK」 (うちわさん撮影)
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