海上自衛隊は2021年6月22日(火)から6月24日(木)まで3日間、紀伊半島沖でアメリカ海軍と対潜特別訓練を実施しました。アメリカ海軍との共同訓練を通じ、戦術技量と日米部隊間の相互運用性の向上につなげる目的です。
海上自衛隊から潜水艦1隻、P-1哨戒機3機、アメリカ海軍はP-8Aを4機、参加させています。公開されている画像では、海自P-1が第3航空隊の「5504」、アメリカ海軍P-8Aは第10哨戒飛行隊(VP-10)レッドランサーズの「168859」が訓練に参加したようです。「168859」の尾翼にはVP-10のスコードロン・マークが施されていますが、5月から6月にかけて日本でペイントが施された模様です。
なお、対潜特別訓練は1957年度から継続的に実施されています。最近の海自・米海軍の対潜特別訓練は2021年3月に種子島東方、2020年11月に四国南方海空域、同年7月に四国南方海空域、同年2月に四国沖で実施されています。