ボーイング、ノルウェー空軍向け初のP-8Aポセイドン ロールアウト

ボーイング、ノルウェー空軍向け初のP-8Aポセイドン ロールアウト

ニュース画像 1枚目:ノルウェー空軍向け初のP-8Aポセイドン「VINGTOR」
© Boeing
ノルウェー空軍向け初のP-8Aポセイドン「VINGTOR」

ボーイングは2021年7月9日(金)、ノルウェー空軍向け初のP-8Aポセイドンがシアトルのレントン塗装工場からロールアウトしました。P-8Aポセイドンは多用途海上哨戒機で、ノルウェーは5カ国目となります。すでにアメリカ、インド、オーストラリア、イギリスが採用しており、ノルウェーの導入に続き、ニュージーランド、韓国、ドイツの8カ国が導入します。

ノルウェー空軍はP-8Aポセイドンを5機、導入する予定です。この5機に愛称「VINGTOR」「VIKING」「ULABRAND」「HUGIN」「MUNIN」が北欧神話から付けられることが決まっています。この愛称は、PBY-5カタリナが採用された時から続く伝統です。ノルウェー初のP-8Aは「VINGTOR」で、7月下旬に初飛行を予定しています。

ニュース画像 1枚目:ロールアウトする「VINGTOR」
© Boeing
ロールアウトする「VINGTOR」

ノルウェーは2017年3月にP-8Aポセイドンを対外有償軍事援助(FMS)で導入することを決定。P-3オリオンとDA-20(ダッソーファルコン20)を更新します。これにより、ノルウェーの海上監視を強化します。

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