第一航空は2021年7月21日(水)から、那覇/粟国線をツインオッターで運航を再開します。第一航空は2018年1月15日(月)から3月末まで那覇/粟国線を運航したものの、沖縄県、粟国村による赤字見込み分の補助支給が無く運休していました。今回の運航再開は、3年3カ月ぶりです。
那覇/粟国線の運航は、月・水・土の週3便です。那覇空港の受付カウンターは、国内線旅客ターミナル南側、到着ロビー1階にあります。道路からビルに入り、到着口Aの左側に設けられます。
那覇発は9時15分、粟国発は11時15分で運航日に1往復です。使用する機材はDHC-6-400ツインオッターです。第一航空は7月初旬までに使用する機材の対空検査を終了、パイロット訓練も終えていました。DHC-6-400は2機を保有しており、整備状況等を考慮しながら運用します。
運賃は大人が14,000円、沖縄県離島住民割引カードを所持する方は割引運賃が利用でき5,000円となります。3歳から12歳未満の子どもは8,500円、離島住民割引は3,000円です。
なお、沖縄県議会新沖縄振興・公共交通ネットワーク特別委員会では、石垣空港にも拠点開設に向けた拠点確保についても言及されていました。第一航空は計画があるとしているものの、那覇/粟国線の運航を定着させることが先決との考えを示しています。議会では石垣、波照間、多良間への就航を計画していると言及されています。