小松基地航空祭、2021年も中止

小松基地航空祭、2021年も中止

ニュース画像 1枚目:第306飛行隊創設40周年記念塗装 特別塗装機「22-8940」
© 航空自衛隊 小松基地
第306飛行隊創設40周年記念塗装 特別塗装機「22-8940」

航空自衛隊小松基地司令の加治屋秀昭空将補は2021年7月15日(木)、「小松基地航空祭 2021 ('21航空祭 in KOMATSU)」の中止を発表しました。航空祭の中止は2年連続です。第306飛行隊創設40周年記念の特別塗装機の公開が期待されましたが、Twitter等で楽しむこととなります。

加治屋司令は、国内で新型コロナワクチンの接種が進み、これまでと異なる航空祭の実施についても検討したと言及しつつ、航空自衛隊の対応方針、 全国の感染者数の推移や変異株の拡散、航空祭の準備に要する期間などを考慮し、中止の決定に至ったと説明しています。小松基地ではホームページ、Twitterなどで、小松基地での訓練や活動など情報発信に務めるとしています。

小松基地航空祭は、北陸地方で最大の航空祭です。飛行展示に2019年、2018年、2016年、2015年とブルーインパルスが参加。アメリカ空軍の太平洋デモチームのF-16も参加することもあり、それぞれアクロバット飛行を披露。小松基地に所在する飛行教導群のF-15機動飛行、U-125A、UH-60Jの救難展示などが飛行展示プログラムとして組まれています。

メニューを開く