F-22ラプター25機、グアム・アンダーセン空軍基地に展開

F-22ラプター25機、グアム・アンダーセン空軍基地に展開

ニュース画像 1枚目:アンダーセン空軍基地に展開したF-22ラプター
© U.S. Air Force photo by Master Sgt. Richard P. Ebensberger
アンダーセン空軍基地に展開したF-22ラプター

ハワイ州空軍(ANG)第154航空団第199戦闘飛行隊(154WG/199FS)のF-22ラプターが2021年7月18日(日)、グアムのアンダーセン空軍基地に展開しました。199FSはパールハーバー・ヒッカム統合基地に配備されており、アメリカインド太平洋軍の演習「パシフィック・アイロン(Pacific Iron 2021)」のため、移動しました。

「パシフィック・アイロン」はマウンテンホーム空軍基地のF-15Eストライクイーグルが10機、エルメンドルフ・リチャードソン合同基地の第525戦闘飛行隊(525FS)と199FSのF-22ラプター計25機、横田基地の第374空輸航空団(374AW)がC-130Jハーキュリーズ2機を派遣しています。C-130Jはアンダーセン空軍基地とテニアンに分散しています。

ニュース画像 1枚目:第525戦闘飛行隊のF-22
© U.S. Air Force photo by Master Sgt. Richard P. Ebensberger
第525戦闘飛行隊のF-22

訓練では、グアムのアンダーセン空軍基地と民間のアントニオ・B・ウォン・パット国際空港、アンダーセン空軍基地近くで運用されていないノースウエストフィールド、北マリアナのテニアン国際空港を使い、戦闘機の機動性の確認、迅速な展開など空軍兵の編成や装備などの運用、模擬戦闘飛行訓練などの技術向上に取り組みます。

ニュース画像 2枚目:第199戦闘飛行隊のF-22
© U.S. Air Force photo by Master Sgt. Richard P. Ebensberger
第199戦闘飛行隊のF-22

なお、199FSはパシフィック・アイロン以外の演習にも参加する模様です。西太平洋地域は日本を基地とするアメリカ海軍の艦艇は空母「ロナルド・レーガン(CVN-76)」がインド洋、強襲揚陸艦「アメリカ(LHA-6)」はオーストラリア東方沖に展開し不在ですが、アンダーセン空軍基地にはB-52Hストラトフォートレスも展開しており、空軍力は厚みを持って配備されている模様です。

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