日本航空(JAL)は2021年8月5日(木)から2022年秋にかけて、特別塗装機「JAL JOMONジェット」を運航します。「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界文化遺産登録を祝う塗装で、地域の魅力を国内外に発信する取り組みです。
特別塗装が施される機体は、ボーイング737-800型の機体記号(レジ)「JA329J」です。初便は8月5日(木)、羽田発7時50分の青森行きJL141便で運航する予定です。「北海道・北東北の縄文遺跡群」の地域を出発する初便は、8月5日(木)に青森発羽田行きJAL142便、秋田発羽田行きJAL166便、8月6日(金)に函館発羽田行きJAL584便として運航される予定です。
特別塗装のデザインは、「JAPAN AIRLINES」のロゴ下の窓を隔て「おめでとう!世界文化遺産登録 / -北海道・北東北の縄文遺跡群-」と祝意を記します。さらに、主翼後ろの胴体後部に縄文土器、ヒスイのたま、土偶など青森県の児童が縄文遺跡群を表現したイラストが描かれます。
JALは特別塗装機以外にも、機内誌「SKYWARD」9月号で登録を祝う特集記事、10~3月号にかけて紹介記事を継続的に掲載します。さらに、JALのウェブサイト内に世界遺産登録記念ポータルサイトを開設しており、世界自然遺産に登録された「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」とともに、さまざまな活動を紹介します。
登録前まで、北海道、青森・秋田・岩手ではJALグループの空港スタッフが「縄文バッジ」を着用、機内誌・機内ビデオなどで地域固有の風土・歴史を紹介し、世界文化遺産登録活動を応援してきましたが、引き続き地域の魅力発信を支援します。