フィジー・エアウェイズ、日本路線にも投入されたA330を2機返却

フィジー・エアウェイズ、日本路線にも投入されたA330を2機返却

ニュース画像 1枚目:フィジー・エアウェイズ、A330-200
© Fiji Airways
フィジー・エアウェイズ、A330-200

フィジー・エアウェイズは2021年7月30日(金)、リース中のA330-200を2機、早期返却すると発表しました。機体番号(レジ)「DQ-FJO」「DQ-FJP」の2機が対象です。このA330-200はビジネス18席、エコノミー233席の仕様で、4年間の短期リース契約で導入。成田/ナンディ線にも導入されていました。フィジー・エアウェイズは将来のワイドボディ機導入までのつなぎとして運航していました。

「DQ-FJO」は2018年5月、「DQ-FJP」は2018年7月に導入。これらの機材導入を受け、フィジー・エアウェイズは2018年7月から、成田/ナンディ線の運航を開始しました。さらに、737 MAXが全世界で運航停止措置を受けた際も、A330-200で代用されました。

新型コロナウイルスの全世界に影響が及ぶ中、2機は運航ラインから外れ、駐機されていました。この期間、リース会社と早期返却について交渉を進め、返却期限が近づいていることから、合意に至りました。今後もフィジー・エアウェイズはコスト削減の取り組みを継続する方針です。

フィジー・エアウェイズの保有機材は、A350-900が2機、A330-200が3機、A330-300が1機、737-8-MAXが5機、737-800が2機、計13機となります。

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