スカイマーク、9月28日に20億円増資 同日付で再減資

スカイマークは2021年8月25日(水)、財務体質の改善を目的に総額40億円の資金調達を臨時取締役会で決議しました。増資と資本性劣後ローンでそれぞれ20億円ずつ、9月28日(火)付けで実行されます。また、資本金と資本準備金を減少させ、増資前と同じ1億円に再減資することも決議しました。

増資は、20億25万円です。インテグラルとその関連ファンドが50.1%、 三井住友銀行・日本政策投資銀行が折半出資するUDSエアライン投資事業有限責任組合が33.4%、ANAホールディングスが16.5%となり、増資前と変更ありません。資本性劣後ローンは、日本政策投資銀行から20億円を調達し、借入期間は10年間です。

増資後、資本金・資本準備金の総額20億25万円を減少させる無償減資を実施します。スカイマークはコロナ禍の影響を受け、2020年に資本金を1億円に減資していましたが、今回も増資前と同じ1億円に減らします。これにより中小企業の扱いとなり、資金繰りで有利に働きます。