カンタス航空、ブエノスアイレスからダーウィンまで14,600キロ飛行へ

カンタス航空、ブエノスアイレスからダーウィンまで14,600キロ飛行へ

ニュース画像 1枚目:カンタス航空 787 イメージ
© Boeing
カンタス航空 787 イメージ

カンタス航空は2021年10月5日(火)、ブエノスアイレスからダーウィンまで14,600キロメートルを超える直行フライトを運航する計画です。 Executive Travellerが伝えました。ボーイング787-9型を使用する予定と伝えています。カンタス航空は「プロジェクト・サンシャイン」としてシドニー、メルボルン、ブリスベンのオーストラリア東海岸発着で、ニューヨーク、ロンドン線の開設をめざすプロジェクトを進めていますが、コロナ禍で一旦動きが縮小していましたが、今回のフライトはコロナ後を見据えた取り組みとみられます。

カンタス航空はコロナ禍前、定期便で直線距離は14,499キロのパース/ロンドン・ヒースロー線を運航。今回のブエノスアイレスからダーウィンまでは14,683キロ。過去には787でニューヨークJFKからシドニーへ16,000キロ超を調査、研究目的で納入されたばかりの新造機をフェリーする際に飛行したこともあります。

カンタス航空は、「プロジェクト・サンシャイン」としてシドニー/ロンドン線の17,016キロ、メルボルン/ニューヨーク線の16,695キロを直航便で結ぶ計画があります。これは787、777X、またはA350の飛行可能な機材であるか確認するだけでなく、利用する旅客の健康に配慮した客室デザイン、乗務員の労働条件、各規制当局の要件などを満たすことを確認しながら取り組むプロジェクトです。

ブエノスアイレスからダーウィンへのフライトは、海外から帰国できないオーストラリア人を帰国させる特別便としての運航ですが、こうしたフライト時にも乗客や乗務員たちの健康状況や労働環境を精査する模様です。

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