アメリカ空軍の新たな爆撃機B-21レイダー、実は5機を製造していた!!

アメリカ空軍の新たな爆撃機B-21レイダー、実は5機を製造していた!!

ニュース画像 1枚目:7月に公開されたB-21レイダーのレンダリング画像
7月に公開されたB-21レイダーのレンダリング画像

アメリカ空軍のフランク・ケンドール3世長官は2021年9月20日(月)、空軍協会の講演で、開発中の次期ステルス爆撃機、B-21レイダーを5機製造していると明言しました。これまで明らかにされていたB-21レイダーの製造は2機でした。5機が製造されていることにより、予定されている2022年の初飛行に向けた万全の体制、さらにこの新爆撃機プログラムの開発が加速しているとみられます。

1月には、ノースロップ・グラマンの施設で試験機2機が製造ラインで最終組み立てが実施されていることが明らかになっていました。このうち1号機は試験飛行、2号機は機体の強度など検証機として使用される予定でした。今回の5機製造が明らかになったことで、それぞれの機体が飛行・地上試験でどのような役割を果たしていくのかも注目されます。

B-21プログラムでは7月に、これまでで最も詳しいレンダリング画像が公開。コクピットの窓の形状、胴体全体に厚みがあるように見受けられ、搭載可能な武器が幅広くなっている可能性が想定されました。さらにエアインテークが分かりにくくなり、ステルス性の確保でも重要な進化があることを伺わせています。

ケンドール長官は、世界のどこであっても対応できる爆撃能力を維持することは「最優先事項」と述べています。変化が著しい中で、最新の技術を投入し、かつ設計・製造開発の初期段階から拡張現実(AR)やバーチャルリアリティ(VR)といった新たなデジタルツールやプロセスを活用し、プログラムの進捗を早め、リスク低減にもつなげているとみられます。こうした取り組みにより、長官が求める最優先事項を実現する取り組みにつなげている模様です。

なお、アメリカ空軍はB-21レイダーを2020年代半ばに実戦配備する予定で、100機を導入する計画があります。

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