海自鹿屋基地所属P-1哨戒機、10月5日の飛行中にボルト落下か

海自鹿屋基地所属P-1哨戒機、10月5日の飛行中にボルト落下か

ニュース画像 1枚目:P-1哨戒機 イメージ
© 海上自衛隊
P-1哨戒機 イメージ

海上自衛隊鹿屋航空基地は2021年10月6日(水)、第1航空隊所属のP-1哨戒機、機番「5526」が飛行中にボルトを落下させた可能性があると発表しました。鹿屋航空基地へ着陸後、10月5日(火)16時10分ごろに実施した飛行後点検で紛失が確認されました。

落下した可能性のある部品は、長さ約14ミリ(mm)、直径約6.5mm、重さ約1グラム。左主翼前縁部の下面アクセスパネルに使用されているスラット外板取り付けボルトです。チタニウム合金製の材料です。

当日は、厚木航空基地を13時56分に離陸、鹿屋には15時36分に着陸しています。飛行経路は、厚木離陸後、神奈川県の上空から山梨、静岡、愛知、三重、和歌山、高知、宮崎の各県を飛行し、鹿児島県の基地に到着しています。紛失判明後、到着した鹿屋、出発した厚木の両基地で捜索が実施されましたが、発見されていません。

これを受け、鹿屋航空基地は飛行経路の各県にも通報しています。これまでのところ、紛失に関連する被害情報はありません。

ニュース画像 1枚目:落下した可能性のある部品、使用されている箇所
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落下した可能性のある部品、使用されている箇所
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