バニラエアで活躍・ANA移籍の「JA02VA」、米アレジアント・エアへ

バニラエアで活躍・ANA移籍の「JA02VA」、米アレジアント・エアへ

ニュース画像 1枚目:バニラエアで活躍していたJA02VA (RinRinFlyさん 2018年8月撮影)
© FlyTeam RinRinFlyさん
バニラエアで活躍していたJA02VA (RinRinFlyさん 2018年8月撮影)

バニラエアで白塗装の1機目として活躍し、全日本空輸(ANA)に移籍したエアバスA320型、機体記号(レジ)「JA02VA」がアメリカの格安航空会社(LCC)、アレジアント・エアに移籍する模様です。この機体は、2021年5月8日(土)に羽田/八丈島線で最後の定期便を運航後、ANAの運航ラインから離れ、9月には那覇空港に移動していました。

「JA02VA」は2013年12月にバニラエアの2機目として導入され、2019年10月末の運航終了まで使用されていました。バニラエアは、機体後部は太陽をイメージする黄色の塗装が施されていましたが、この機体の塗装は全体を白で採用するパターンでした。後部のカラーは黄と白の2パターンがバニラエア運航当初からあり、白塗装の1機目でした。なお、白塗装は「JA03VA」「JA8385」「JA8388」「JA8391」の計5機がありました。

その後、2019年12月にANA塗装に中国・済南で作業が実施され、2020年1月からANAが運用していました。その座席仕様は、バニラエア時代のエコノミーのみ180席の仕様のままでの運用でした。

アレジアント・エアは2019年3月に最後のマクドネル・ダグラスMD-80型を退役させ、現在は全てエアバス機に更新しています。エアバスA319型とA320型の2機種を保有し、基本的な戦略として中古機の購入・リースにより費用を抑えて格安の運賃につなげています。また、エアバスが前世代のA320ceoから現世代のA320neoに製造ラインを切り替える最後のA320ceoを購入し、これも費用低減につなげています。

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