アメリカ空軍は2012年8月9日、州空軍(ANG)初のF-35教官パイロットが、エグリン空軍基地の多軍隊・多国籍F-35統合訓練センターで誕生したと発表しました。
ANG初の教官パイロットになったのは、フロリダANGのジェイ・スポーン少佐で、現在エグリン空軍基地の第33戦闘航空団(33FW)第58戦闘飛行隊(58FS)の運用アシスタント・ディレクターと第33運用群(33OG)の標準化・評価長を勤めています。スポーン少佐は8月3日に6回の飛行を終え、F-35のフルの飛行資格を取得し、操縦を教えることが可能になりました。
スポーン少佐は2009年11月に、F-35の飛行訓練シラバスの開発を支援するために選考され、33FWに着任していました。約2年半のハードワークにより、58FSで2人目のテストパイロット以外のF-35パイロットになりました。
58FWではアメリカ空軍だけではなく海軍と海兵隊、イギリスやオランダなどパートナー国のパイロット訓練が開始されます。