空自の第41教育飛行隊、美保から浜松基地へ移転

空自の第41教育飛行隊、美保から浜松基地へ移転

ニュース画像 1枚目:浜松基地エプロンに駐機するT-400。左が41教育飛行隊の「41」マーク、右が1航団マーク
© 浜松基地
浜松基地エプロンに駐機するT-400。左が41教育飛行隊の「41」マーク、右が1航団マーク

美保基地に配備されていた第41教育飛行隊は2021年10月29日(金)、浜松基地に移転しました。第41教育飛行隊はT-400練習機を10機、教官がおよそ30名、隊員や整備員は約100名ほどの規模です。T-400練習機は、U-125Aを使用する救難機、C-130Hなどの輸送機のパイロットを目指した操縦課程の隊員が所属しています。第41教育飛行隊は1995年に美保基地で編成されてから、今回が初めての移転です。

今回の移転は、浜松基地で実施されている戦闘機パイロットの基本教育、航空機整備要員の専門教育と同一の場所で実施することで、教育ノウハウの共有・連携などを高め、効果的かつ質の高い教育実施を目的としています。この移動に伴い、第41教育飛行隊は、航空支援集団隷下から航空教育集団隷下に移りました。

ニュース画像 1枚目:T-400練習機
© 航空自衛隊
T-400練習機

美保基地では10月15日(金)、第41教育飛行隊の浜松基地への移動で記念行事を実施。周辺自治体の関係者や基地モニターなどが出席し、T-400の展示飛行や機体見学、記念撮影などが実施されました。

浜松基地では10月28日(木)、第41教育飛行隊の航空機を全て受け入れました。今後、T-400の尾翼に記されていた第41教育飛行隊の「41」は、第1航空団の黄と黒のチェッカーテールに下に青のラインが入ったロゴマークに変更される予定です。

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