空自、C-2輸送機をドバイ・エアショーで展示 3回連続

空自、C-2輸送機をドバイ・エアショーで展示 3回連続

ニュース画像 1枚目:空自の川崎製C-2輸送機 (いたさん 2021年6月撮影)
© FlyTeam いたさん
空自の川崎製C-2輸送機 (いたさん 2021年6月撮影)

航空自衛隊は2021年11月14日(日)から11月18日(木)まで、「ドバイ・エアショー 2021」に参加し、川崎製C-2輸送機を展示します。ドバイ・エアショーは2年に1度開催されており、空自のC-2は2017年、2019年に続き3回連続での展示です。エアショーでは、国産航空機の高い技術力など広く情報発信し、諸外国との防衛装備・技術協力につなげます。

C-2は、2017年11月に初めての国外でお披露目された「ドバイ・エアショー」を皮切りに、2018年7月のイギリスでの「ロイヤル・インターナショナル・エアタトゥー(RIAT)」、2019年2月の「オーストラリア国際航空ショー(アバロン・エアショー)」、2019年11月の「ドバイ・エアショー」などに参加してきました。空自は岐阜基地で2020年11月、非舗装滑走路を使用したC-2輸送機の飛行試験を実施し、こうした能力とあわせて実機を世界にお披露目します。アラブ首長国連邦(UAE)が興味があるとされていますが、今回の展示と商談の関連は不明です。

エアショー参加に伴い、美保基地に配備されている航空支援集団第3輸送航空隊の約20名、C-2輸送機1機が11月8日(月)から11月19日(金)にかけて、国外運航します。飛行経路は、美保基地からクアラルンプール国際空港を経由し、アール・マクトゥーム国際空港へ向かいます。なお、国外運航に同行する隊員たちは新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策を講じ、参加します。

期日: 2021/11/08 〜 2021/11/19
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