スターフライヤーから退役したA320「JA23MC」、フェリー先のツーソン到着

スターフライヤーから退役したA320「JA23MC」、フェリー先のツーソン到着

ニュース画像 1枚目:フェリー前のスターフライヤー「JA23MC」 (SFJ_capさん 2021年10月31日撮影)
© FlyTeam SFJ_capさん
フェリー前のスターフライヤー「JA23MC」 (SFJ_capさん 2021年10月31日撮影)

スターフライヤーで運航されたエアバスA320ceo型の機体記号「JA23MC」が現地2021年11月10日(水)、ツーソン国際空港に到着しました。北九州空港を11月8日(月)に出発、女満別空港、アラスカ州のアンカレジ空港を経て、ツーソンまで1万キロを超えるフェリーフライトでした。スターフライヤーから退役した「JA08MC」は7月にツーソンにフェリーされており、2機とも次の航空会社への転籍に向けて準備が進められます。

この2機の退役でスターフライヤーは2022年3月期第2四半期決算で特別利益と特別損失を計上しています。定期整備費用の支出に備えた引当金として「JA08MC」では約11億円、「JA23MC」では約10.6億円をそれぞれ特別利益、固定資産の減損として「JA08MC」で8億7,400万円、「JA23MC」で5億5,800万円を計上しています。この2機の退役による決算への効果としては、単純計算で7億3,300万円の利益押し上げ効果が生まれています。

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