アトラス・エア・ワールドワイド・ホールディングス(AAWW)は2021年11月17日(水)、傘下のサザン・エアについて、アトラス航空との単一運航許可(SOC)を取得したと発表しました。SOCにより、アトラス航空は新たにボーイング777型、ボーイング737型を保有機に加え、使用する機材をはじめ、幅広いサービスへの対応、規模の拡大、グローバル展開など顧客に選択肢を提供します。
AAWWは2016年4月にサザン・エアを買収し、ACMI運航をはじめ相互補完性の高い国際航空貨物を担う主力企業として飛躍しました。今回、買収の最終段階としてサザン・エアの社員全員がアトラス航空に入社し、SOCにより単一の航空会社として移行期間を終えます。
アトラス航空は、ボーイング747型を46機、ボーイング767型を26機、サザン・エアで使用されていたボーイング777型を9機、ボーイング737型を8機を加え、計89機になります。なお、大半は貨物機で、旅客機は8機です。