アメリカの投資会社777パートナーズは2021年12月7日(火)、ボーイング737 MAXを30機、追加発注しました。777パートナーズが2021年に契約した確定発注は737-8型68機になります。世界各地の航空会社、主に格安航空会社(LCC)向けにリースする予定です。
777パートナーズが今回契約した30機分の大半は、標準で200席を搭載できる737-8200型が占めます。この機材は、LCCに加え、LCCよりも運賃が安い超格安航空会社(ULCC)が利用すると予想し、発注機数を増やしています。コロナ禍から旅行需要の回復が進む中、運用コストと同時に、航空会社は使用する機材の炭素排出量の削減を追求する動きを加速させており、こうした傾向に737-8は適した機材で、効率性では737-8200は理想的な機材と説明しています。
737-8200は、ライアンエアがローンチカスタマーで、すでにグループ会社で運航を開始しているほか、ベトジェットエアが発注、最近ではインドで運航開始に向けて準備中のアカサ・エアとLCCが発注しています。