エチオピア航空、2月から737 MAXの運航再開

エチオピア航空、2月から737 MAXの運航再開

ニュース画像 1枚目:エチオピア航空 737 MAX
© Boeing
エチオピア航空 737 MAX

エチオピア航空は2022年2月1日(火)から、ボーイング737 MAXの運航を再開します。エチオピア航空は2019年3月に同社が運航する737-8-MAXの墜落以降、運航を停止していましたが、アメリカ連邦航空局(FAA)やヨーロッパ航空安全庁(EASA)の再確認などを受け、各国が運航再開を認可し、エチオピアでも航空当局が飛行再開を認可しています。

墜落の事故原因とされる失速を防ぐ自動制御システム(MCAS)に加え、迎角(AoA:Angle of Attack)センサーを含む設計と性能の改修、さらにパイロットの訓練などを経て再開します。再開路線は、アディスアベバ/モンバサ(ケニア)線で、2月中にはアディスアベバ/ダルエスサラーム(タンザニア)線にも737 MAXを投入する予定です。

ボーイング737 MAXは2018年10月のライオンエア、2019年3月のエチオピア航空と2件の墜落事故を受け、世界各国の航空当局が運航停止を命じました。12月下旬にはインドネシア航空当局も737 MAXの運航再開を認可しており、エチオピア航空の運航再開、そしてライオンエアも今後の再開により、事故に伴う運航停止措置には1つの節目を迎えそうです。

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