ANAのボーイング777-200ER「JA708A」離日、アメリカへフェリー

ANAのボーイング777-200ER「JA708A」離日、アメリカへフェリー

ニュース画像 1枚目:活躍していた時の「JA708A」 (Yukio a.k.a Yu Worksさん 2019年11月15日撮影)
© FlyTeam Yukio a.k.a Yu Worksさん
活躍していた時の「JA708A」 (Yukio a.k.a Yu Worksさん 2019年11月15日撮影)

全日本空輸(ANA)のボーイング777-200ER型機、機体番号(レジ)「JA708A」は2022年2月1日(火)、離日しました。ANA9431便として、2時30分過ぎに羽田空港を出発し、ハワイ州ホノルルを経由してアメリカ本土へ向かっています。この機体の最後の定期便は、2021年1月17日(日)、那覇発羽田着のANA474便でした。

この機体はエバレット工場で製造され、2000年4月24日(月)に初飛行。同年5月にANAが受領し、約22年にわたり一貫してANAで運用されました。2006年4月から2007年1月にかけ、ANAの国際線定期便就航20周年を記念し、そのロゴマークを施して運航された時期があります。導入時は国際線仕様で306席を装備していましたが、2017年に405席の国内線仕様に改修されました。

この機体は、2020年2月にプラット・アンド・ホイットニー(P&W)製のPW4000エンジン搭載のボーイング777型を対象とした緊急点検の指示を受け、羽田空港でおよそ1年間にわたって保管されていました。保管されている羽田空港では、2020年2月末にはANAロゴの塗装が消された姿が確認されており、退役が決まっていることを伺わせていました。

ニュース画像 1枚目:ロゴが落とされた「JA708A」 (誘喜さん 2021年4月10日撮影)
© FlyTeam 誘喜さん
ロゴが落とされた「JA708A」 (誘喜さん 2021年4月10日撮影)
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