海上自衛隊は2022年2月1日(火)から2月10日(木)、伊勢湾でアメリカ海軍と共同で機雷戦と掃海特別訓練を実施します。訓練は海自の機雷戦能力の維持・向上と、アメリカ海軍との連携強化を目的として毎年、実施されています。過去の訓練では、夜間にも訓練が実施されています。
主な訓練は機雷敷設戦や対機雷戦を想定して実施します。参加部隊は、海母艦1隻、掃海艦2隻、掃海艇12隻に加え、航空機としてMCH-101型を1機から3機ほど、参加させます。MCH-101は、艦艇への発着艦やホイスト、機雷近くの海面でホバリングしながら水中処分員たちがロープで海面に降下するヘローキャスティングなどで使用される見込みです。
訓練統制官は、掃海隊群司令の金刺基幸海将補で、アメリカ海軍からは自律型無人潜水機(UUV)を操作する第5機動水中処分隊第501小隊から5名が参加する予定です。