ANAの777-200ER「JA709A」、福岡から離日 PWエンジン搭載では3機目

ANAの777-200ER「JA709A」、福岡から離日 PWエンジン搭載では3機目

ニュース画像 1枚目:福岡空港に駐機されている「JA709A」 (aki241012さん 2021年9月21日撮影)
© FlyTeam aki241012さん
福岡空港に駐機されている「JA709A」 (aki241012さん 2021年9月21日撮影)

全日本空輸(ANA)のボーイング777-200ER型機、機体番号(レジ)「JA709A」は2022年1月26日(水)、離日しました。ANA9433便として、7時30分前に福岡空港を滑走路34エンドから博多湾へ向かって離陸、日本海側の上空を飛行し、離日しました。アンカレジへ向けて飛行しており、さらにアメリカ本土へ向けてフェリーされます。

「JA709A」は、2021年1月末から1年超にわたり福岡空港に駐機されていました。プラット・アンド・ホイットニー(P&W)製のPW4000エンジン問題を受け、飛行できなくなっており、退役フェリー便は福岡から出発する珍しい事例になりました。PW4000エンジン搭載機の退役は3機目です。

この機体はエバレット工場で製造され、2000年6月5日(月)に初飛行。同年6月中にANAが受領し、約22年にわたり一貫してANAで運用されました。2000年の導入時は、胴体のロゴは「全日空」でしたが、2004年に「Indy Japan」開催のステッカーを付けていた際に「ANA」へロゴを変更しました。その後、2006年には「国際線定期便就航20周年ロゴ」などが貼られたこともありますが、ANAの標準塗装が施されて運航されました。

■ANA所属PW4000エンジン搭載機の退役
12/20(月) JA702A:羽田->アンカレジ->モハーベ
1/13(木) JA710A:羽田->アンカレジ->モハーベ
1/26(水) JA709A:羽田->アンカレジ

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