陸上自衛隊第1空挺団とアメリカ空軍は2022年1月25日(火)から1月27日(水)にかけて、東富士演習場で降下訓練を実施しています。アメリカ空軍機を使用した降下訓練は、今回が2021年度で4回目です。訓練時は、横田基地から搭乗し、東富士演習場で降下します。
訓練を通じ、日本国内に多い島嶼部への攻撃など各種事態に対応する即応能力の維持・強化を続けています。通常の空自機だけでなく、アメリカ空軍機の固定翼機を活用し、降下回数を増加することで、連携要領を含む空挺作戦に必要な戦術技量の向上に取り組んでいます。
2021年度は、第1空挺団によるアメリカ空軍機を使う降下訓練は5月に習志野演習場、7月に東富士演習場、11月に日出生台演習場で実施されています。また、横田基地で輸送機に搭乗し、グアムのアンダーセン米空軍基地まで長距離飛行後に日米共同の降下訓練も7月に実施されています。
なお、訓練に参加する隊員は、基本的に新型コロナウイルスワクチンを2回接種済で、訓練開始前後にPCR検査の受検、防衛省・自衛隊が定める必要な感染症対策を十分に講じています。