関空、運用効率化・リアルタイム情報交換の総合データベース統合

関空、運用効率化・リアルタイム情報交換の総合データベース統合

ニュース画像 1枚目:AODBの活用イメージ
© 関西エアポート
AODBの活用イメージ

関西エアポートは2022年2月9日(水)から、空港オペレーションの総合データベース「関西国際空港 AODB(Airport Operational Data Base)」の運用を開始しました。個別に構成されていたシステムやデータベースを統合し、航空局・官公庁、航空会社、アクセス機関などとリアルタイムで情報交換ができるデータベースです。今回、運用を開始した情報は、スポット・ゲートのシステム、航空会社・ハンドリング情報の共有を開始しています。

このデータベースではカウンター、スポットなどのアサイン、旅客情報や進行情報などフライトに関連する一連の動きを一元管理できます。リアルタイムのモニタリングにより、遅延やイレギュラーなどのフライト情報が関係機関で共有できます。

さらに、混雑予測による要員配置の事前準備、データ分析による改善案の策定など、関係者間でのリアルタイムの情報共有だけでなく、空港運用の効率化や旅客フローの改善につながることが期待されています。

なお、関西エアポートでは今後、AODBの対象範囲を拡大する計画です。チェックインシステム、保安検査、手荷物システムなどにも拡張し、2025年の大阪万博までスポット、チェックインカウンターを含めた空港リソースの運用の最適化を目指しています。

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