小松離陸した空自F-15、墜落と断定 サルベージ船で引き上げ

小松離陸した空自F-15、墜落と断定 サルベージ船で引き上げ

航空自衛隊の井筒俊司航空幕僚長は、離陸後にレーダー消失したF-15戦闘機について「総合的な判断から墜落した」との考えを示しました。今後、サルベージ船で引き上げが行われます。不明機は、小松基地所属のF-15DJ戦闘機1機で、2022年1月31日(月)17時30分ごろに離陸、小松基地の西北西約5キロ付近でレーダーから機影が消えていました。機番は「32-8083」で、飛行教導群のF-15DJです。

岸防衛相は2月8日(火)時点で、機体の一部とみられる複数の部品を回収していると明らかにしていました。また、フライトレコーダーについても回収には至っていないと明らかにしていました。

海上自衛隊が舞鶴基地所属の護衛艦をはじめ、小松救難隊のU-125A捜索機、UH-60J救難ヘリコプターなどを投入して捜索活動を行ってきました。捜索活動中の艦艇が機番や部隊マーク入りの垂直尾翼などが入った機体の一部を海底で発見しており、今後はサルベージ船が引き揚げを実施します。

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