航空自衛隊は2022年3月28日(月)から3月30日(水)まで3日間、太平洋上の空域オーストラリア空軍と共同訓練を実施します。参加部隊は、入間基地の航空戦術教導団のRC-2と、オーストラリア空軍の監視・即応団P-8Aポセイドンのそれぞれ1機ずつです。オーストラリア空軍のP-8Aは、ビューロナンバー「A47-010」で、百里基地に飛来しています。
オーストラリア空軍のP-8Aは、北朝鮮籍船舶の「瀬取り」を含む違法な海上活動に対する警戒監視活動のため、2月下旬から嘉手納飛行場を拠点に活動し、3月28日(月)に百里基地へ飛来しました。
空自とオーストラリア空軍の共同訓練は、日豪外務・防衛閣僚協議「2+2」共同声明で「自由で開かれたインド太平洋」の維持・強化から、日豪の部隊間の相互運用性及び緊密性の拡大に取り組むことで合意していました。この訓練とは別に、4月には空自とオーストラリア空軍が日豪空中給油適合性確認試験を実施し、相互運用性の向上に取り組みます。