ムシキングやワンワールド塗装で活躍 JAL777「JA771J」、離日

ムシキングやワンワールド塗装で活躍 JAL777「JA771J」、離日

ニュース画像 1枚目:JAL ワンワールド塗装 (comさん 2013年10月27日撮影)
© FlyTeam comさん
JAL ワンワールド塗装 (comさん 2013年10月27日撮影)

日本航空(JAL)は2022年5月31日(火)、ボーイング777-200型の機体記号(レジ)「JA771J」をアメリカへフェリーしました。アメリカ・シアトルのエバレット工場で製造され、2003年に初飛行した20年目に入った機体です。

定期便のラストフライトは、2021年2月21日の伊丹発羽田行きJL104便でした。プラット・アンド・ホイットニー(P&W)製のPW4000エンジン搭載機の飛行停止に伴い、JALが退役させたボーイング777型13機の1機で、1年以上に渡り羽田空港で保管されていました。

「JA771J」は2003年5月、JALが受領。導入当初は「太陽のアーク」塗装が施されていました。JALで運航されている間、大きく3デザインの特別塗装機として運航されています。2005年7月には、「家族の夏休み」キャンペーンにあわせ「JAL FAMILY JET ムシキングジェット」として、「甲虫王者ムシキング」のキャラクターが描かれました。2006年10月には、イメージキャラクターを務めるタレント相武紗季さんの客室乗務員姿と先得のロゴを描いた「JAL先得ジェット 2号機」、さらに2009年5月から退役までは「ワンワールド」特別塗装機として運航されました。

ニュース画像 1枚目:ムシキング塗装 (チャーリーマイクさん 2005年7月31日撮影)
© FlyTeam チャーリーマイクさん
ムシキング塗装 (チャーリーマイクさん 2005年7月31日撮影)
ニュース画像 2枚目:JAL先得 塗装 (プルシアンブルーさん 2007年8月12日撮影)
© FlyTeam プルシアンブルーさん
JAL先得 塗装 (プルシアンブルーさん 2007年8月12日撮影)
ニュース画像 3枚目:太陽のアーク ワンワールド塗装 (たぁさん 2009年12月30日撮影)
© FlyTeam たぁさん
太陽のアーク ワンワールド塗装 (たぁさん 2009年12月30日撮影)

JALのボーイング777型のP&Wエンジン搭載機13機で、アメリカへフェリーされた機体は、これで7機目となります。これまでのところ、7機すべてジェット・ミッドウェスト・グループ(Jet Midwest Group)に売却されています。Jet Midwestは航空機のMROを手掛ける企業で、中古部品、中古機販売などにも対応しています。

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