最後のボーイング747型機、エバレット工場から姿を現す

最後のボーイング747型機、エバレット工場から姿を現す

ニュース画像 1枚目:最後の747型機 エバレット工場から姿を現す
© Boeing, Photo by PaulWeatherman
最後の747型機 エバレット工場から姿を現す

ボーイング747型機の製造を終了するボーイング社は、最後の1機の組み立てを完了し、アメリカ・ワシントン州エバレット工場で2022年12月6日にロールアウトしたと発表しました。最後の製造は、2021年1月に受注したアトラス航空向けのボーイング747-8型貨物機(747-8F)です。

ニュース画像 1枚目:最後の747型機 エバレット工場内の様子
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最後の747型機 エバレット工場内の様子

ボーイング747型機の製造は、1967年に開始され、54年間に1,574機が製造されました。747-8は全長76.2mで、エアバスA380型機の73mよりも大きく、現役の民間機の中で最長の機体です。日本では、日本航空(JAL)、全日空(ANA)が747型機を導入。「ジャンボジェット」の名で親しまれ、JALでは2011年まで、ANAでは2014年まで活躍しました。現在、日本貨物航空が、747-8Fを運航しています。

ニュース画像 2枚目:最後の747型機 アトラス航空 747-8 ペイント前
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最後の747型機 アトラス航空 747-8 ペイント前

今後、初飛行や塗装を行い、2023年中にアトラス航空に「機体記号:N863GT」として、引き渡される予定です。

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