アメリカ空軍のC-17、南極への輸送作戦を開始

アメリカ空軍のC-17、南極への輸送作戦を開始

アメリカ空軍は2012年8月20日から、第62空輸航空団(62AW)のC-17を使用してオペレーション・ディープフリーズを支援するウインター・フライング(WinFly)を開始しました。

C-17 WinFly

これは1機のC-17グローブマスターIIIを使用して、ニュージーランドのクライストチャーチ国際空港から、南極のマクマード基地へ観測隊員や物資を輸送するものです。昨年はそれまでより137万ポンド多い、633万ポンドの物資を輸送する記録を作りました。

WinFlyは、現地がほぼ一日中暗いのに加え、周辺の氷と滑走路の見分けがつきにくく、特殊な照明を使わないと反射で見辛い、低温で翼内の燃料がゲル化しないように気をつける必要があるなど、数々の困難があるようです。

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